相続用語辞典

  • 付言
    (ふげん)

    「付言」とは、遺族に残すメッセージで法律上の効果は発生しない。しかし自分がどのような意図で遺言書を書いたかを示すことができる。

    例)「みんなのおかげで、私は幸せな人生をおくることができた。私の財産については、いろいろと考えて遺言書のような分け方を決めたので、どうか理解してほしい。お母さんを大事にして、兄弟仲良く暮らしてほしいと思っている。」

    付言があることによって、遺言者の意思が尊重され、結果的に財産分けでもめなくなる可能性もある。